東京おもちゃ美術館と全国で展開する”移動おもちゃ博物館”活動「木育キャラバン」。はじめて京都市での開催、大丸松坂屋百貨店 京都店で8月2日(水)～7日(月)の5日間行われました。
会場内のたくさんのおもちゃが並べられているところへ、入口から最初におもちゃを見たとき、子どもたちは目を丸くしてワクワクし、今にもおもちゃに向かって走り出そうとする瞬間があります。
これはどの会場の子どもたちも、同じ様にとても嬉しそうなんだなと、会場にいる私達もとても嬉しくなります。
普段はなかなか走ることも出来なかったり、思う存分走り回ることもできないのかもしれません。ですが会場内では、笑顔とともに走り回る子どもたちや、遊びが楽しくて仕方なく帰りたくないと泣いたりする子どももいました。
子どもたちが特に笑顔になった瞬間。
それは、積木などを積んだあとで崩したり倒したりすることでした。
普段は、ドミノ倒しのような、作って崩したりする遊びがなかなかできないですが、積む作業を大人が手助けしつつ一緒に積み上げていきます。
それを少しだけつついてきれいな音を立てながら崩れていく積木の様子に、最初はビックリしている子どももいましたが、手を叩いて喜んでいる子どもの姿がそこにはありました。
出来上がったものをバラバラにすることなど、普段はなかなかできないことがとても嬉しかったのかもしれません。
地域のおもちゃコンサルタントさんとともに、たくさんの木のおもちゃに囲まれて、思う存分に「木育」を感じてもらえたかなと思いますし、遊びの中に「木」を感じる部分や関心を持ってもらえるととても嬉しく思います。