オークヴィレッジは、日本古来の「木の文化」を現代の生活の中に採り入れる「森と共生する暮らし」をテーマに、注文家具工房として創設しました。たとえ都会のマンションに住んでいても、国産の無垢材だけを使った手造りの家具にふれることで、森とつながる暮らしを楽しんでいただきたい。そうした想いは木造住宅、さまざまな家具や暮らしの木製品へと広がり、オークヴィレッジならではの住空間の提案につながっています。
「住む人らしさ」を追求し、
家も家具もトータルに造ります
家づくりとは、その家で生活する人がどんな暮らしをしたいのかをじっくり伺い、「住む人らしさ」を考え、想いをカタチにしていくことと考えます。そのプロセスにおいて、家具は心地よい空間を構成する重要な要素となります。そのため、オークヴィレッジの木造建築では、設計士と家具デザイナー、家具職人がチームを組み、「住む人らしさ」を追求した家具づくりを行います。そうして生まれる住空間は、オークヴィレッジだからこそ実現できる空間の豊かさを生み出しています。
ひとつの工房だから
生み出せる、
素材とデザインの調和
オークヴィレッジの家具製品は、注文家具工房としての50年近くの経験と、建築と一体になった家具づくりの実績がエッセンスとなってカタチになったものです。家と同じように、住む人とともに100年の時を歩んでいけるよう、国産の無垢材を使用し、木組みを駆使した構造、普遍的なデザインで仕上げています。
丁寧に造られた家具には、
ライフスタイルを変えていく
力があります
食器棚やチェスト、テレビボード、壁面収納など、「箱物」と呼ばれる家具は木の伸縮や反りによる狂いを抑え、強度も確保する伝統工法の「框組み(かまちぐみ)」で造られています。また、本来は壁に面する裏板にも無垢材を使用し、どのような配置になっても美しい木目が見えるよう工夫するなど、職人が丹精こめた丁寧な造りは世代を超えて愛用いただくにふさわしい品質と用の美を兼ね備えています。