オークヴィレッジのモノがたり | OAK VILLAGE STORY

スタッフの愛用品

スタッフの愛用品:URUSHI CUP
スタッフの愛用品:URUSHI CUP

外で飲んだり食べたりするのが好きです。子どものころ、父は、休みの日に庭で朝ごはんを食べるのが好きでした。トーストを載せたお皿や牛乳の入ったコップを運ばなくてはならないし、あまりよく躾けなかった犬が「これはどういうことか?」と吼えるし、面倒だなと思いながら庭の朝食の席に座っていたことを覚えています。しかし、大人になると、思ったよりもいろいろな習慣や好みを引き継いでしまっているもので、「屋外で飲食」が好きになっていました。

スタッフの愛用品:URUSHI CUP  

モノを食べたり飲んだりするとき、食べものと一緒にその場所の空気を食べているような気がします。誰かと一緒に食事をするときは、明らかにそこで話される会話の言葉や声も食べています。そして、特に飲みものを飲むときには、器も食べている感触があります。(そういえば、子どものころは本当に箸を食べていました。)

仕事が立て込んできて頭の中がこんがらかってくると、事務所の近くの新宿御苑に行きます。木にまつわる仕事をしながら、制作現場から離れた場所にいるので、大きな木を見上げると、そういえば木が好きで木工の仕事に興味を持ったのだったとか、木が生きていくためのゆるぎない静かな戦いの気配に、自分も生きものだったと思い出したり、別の時間にふれることができます。そこで、冷えたサイダーと固いクッキー、URUSHI CUPを取り出して、ぽりぽり、ごくごくとするのがつかの間の至福のときです。

スタッフの愛用品:URUSHI CUP

URUSHI CUPは、私が初めて開発に携わった製品です。平らな図面上の線画が、木塊から削り出されて形と重さを持つことにあらためて驚き、カップの重心の位置により掌に載せたときの印象が大きく違うことを実感して、ともて興奮したことを覚えています。また、白い木地が、漆を塗られることにより、柔らかい質感など生き物の痕跡を残しながら、木とは別のものに変わる過程を目の当たりにして、魔法を見ているように感じました。

漆器は使い込むほどに透いてきて、深みと風合いが増します。モノを永く使い続ける楽しさを味わっていただけましたら幸いです。艶が失われたり、傷が多く目立つようになりましたら是非塗り直しをご検討ください。本物の漆だからこそ可能な「塗り直し」により、お使いになられた痕跡を残しつつ、艶が蘇り深みを増します。(塗り直しは有償にて承ります。)

企画営業部:阿部 乃里子

■ URUSHI CUP(あずき色・黒色)

スタッフの愛用品:URUSHI CUP
スタッフの愛用品:URUSHI CUP   スタッフの愛用品:URUSHI CUP

やわらかな口あたり

本物の漆器ならではのしっとりとした手ざわりと、やわらかな口あたりが楽しめます。

 

パッケージ

テクスチャのある白い紙に、漆色の商品ロゴを箔押ししました。

 
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重ねて収納

重ねて収納できるように設計しています。シンプルなデザインなので、コーヒーやお茶、お酒、そばちょこなど、多用途にお使いいただけます。

 

独自に研究を重ねた漆塗

日常使いに適した落ち着いた色合いにこだわり、黒色とあずき色は、削り出した器に黒と赤の弁柄で着色し、その上から拭き漆仕上げを施す独自の技法により、職人が一つ一つ仕上げています。


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